山や川、土や火、風。洋の東西を問わず人は自然の中に人知を超えた不思議なものを感じてきた。おとぎ話などで、山や森の中に入った人が精霊や妖精と出合うのは、こうした人々の感覚を反映したものだ
▼木霊(こだま)は樹木に宿った精霊のことで、木魂とも書く。声や音が山に当たって反響する山びこのことを「こだま」というのは、木や山の精霊が人の声に反応しているとの発想からきたものだ
▼来夏の東京五輪・パラリンピックでメインスタジアムとして使用される新国立競技場が完成した。両大会の開閉会式と陸上競技、五輪のサッカー競技が行われる。1月からサッカーやラグビーの大会で使用され、日本一が決まる舞台となる
▼全国の人々の心が一つになるように―との願いを込めて、本県産のスギをはじめ全47都道府県から調達した木材を用いて軒やひさしを造った。入場門は、東日本大震災や熊本地震で大きな被害を受けた本県など被災各県の木材でできている
▼震災以降、全国で大規模な災害が続いている。復興への道を歩む中で、五輪などに出場した日本選手の活躍は大きな希望を与えてくれるはずだ。各地の木材をちりばめた競技場の歓声が全国にこだまする日が待たれる。
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December 02, 2019 at 07:01AM
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【12月2日付編集日記】こだま:編集日記:福島民友新聞社 みんゆうNet - 福島民友
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