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【12月20日付編集日記】不変の映画愛 - 福島民友

 作家の池波正太郎さんは、エッセーで年末の思い出の一つに、映画鑑賞を挙げている。繁華街に出掛け、映画を見た後は外食を楽しむ。そんな年末年始の過ごし方が、映画黄金期の昭和30年代までは珍しくなかったようだ

 ▼しかし、同じような風景は、昔ほどは見かけない。映画館は減り、上映スタイルも激変した。家に居て、DVDやパソコンなどで旧作映画を見る人も多いはず。それが令和のスタイルということだろう

 ▼とは言え、今年も映画館では正月映画の封切りが始まった。本紙エンタメ面によると、話題は「男はつらいよ」「スター・ウォ
ーズ」という日米人気シリーズの新作。ともにDVDもネットもなかった昭和が原点である

 ▼福島市でのロケがニュースになった「カツベン!」は、大正の頃を舞台に、無声映画の活弁士が活躍する邦画。映画人の情熱や、芝居小屋の熱気が描かれる

 ▼こう見ると、どの作品からも時代は変われど映画の魅力は決して変わらないという作り手のメッセージを感じる。くしくも「男はつらいよ」「スター・ウォーズ」は、ともに今回がシリーズ最終作。暮れの映画館で、時代の節目を感じながら、不変の映画愛に思いをはせるのも趣があろう。

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December 21, 2019 at 07:04PM
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