不登校や引きこもりなど「生きづらさ」を抱えて苦しんでいる子どもをどう支えるか。市民を対象にした勉強会が秋田市であった。子どもが不登校だったという母親の訴えが心に残った
▼他の子どもには普通にできることが、なぜできないのか。毎日怒鳴ってばかりだった。ある日、ささいなことから怒りが爆発。「どうしてできないの」と詰め寄ると、子どもは「僕だって分からない」と泣いたという
▼病院で発達障害と診断されてから接し方が変わった。親の願いや周囲の期待ではなく、子どもがどうしたいのかを優先して考えることが大切だと気付いたのだ。「変わらなければならないのは、子どもではなく大人」と自戒を込める
▼勉強会を主催したのはNPO法人・セーフティネット秋田つなぎ隊(秋田市)だ。予約なしに集うことができる週1回の「居場所」づくりや相談会に取り組んでいる
▼親も子も悩み、どうしたらいいか分からなくなっていることが多い。そこにつなぎ隊が第三者として関わる。相談を担当する男性は「孤立していた子どもが親以外の人とつながりができると、別人のように変わる」と話す
▼子どもの幸せを願わない親はいないだろう。だが思いが空回りし、ともすれば自分の考えを一方的に押し付けてしまいがちだ。それが子どもの重荷になることがある。生きづらさの正体は何か。第三者の力を借りながら絡み合った糸を少しずつ解きほぐすことができれば道が開けるかもしれない。
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December 13, 2019 at 07:04AM
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北斗星(12月13日付) - 秋田魁新報
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