かつて将来を誓い合い、今は寿命が尽きようとしている幼なじみに故郷の雪を見せてあげたいと、雪国の老人が孫娘に付き添われてハワイに行く。創作落語の名手、柳家喬太郎さんの十八番(おはこ)「布哇(ハワイ)の雪」だ
▼落語は、飛行機に持ち込んだものの解けてしまい、ほんの少しだけ残った雪に触れた女性が安らかな表情で眠りにつくところで終わる。ハワイと雪という意外な道具立てが、感動を誘う役割を見事に果たしている
▼ハワイとスケートというのも、なかなか思いつかない組み合わせだ。いわき市のレジャー施設、スパリゾートハワイアンズに2月、期間限定でスケートリンクがオープンする。同施設にリンクが設けられるのは今回が初めてではなく、31年ぶりというのも驚かされる
▼ありえない組み合わせはハワイアンズの十八番だ。温泉とハワイはその最たるもの。国のエネルギー政策が石炭から石油へと大きくかじを切る中で生き残るために生まれた知恵は、今回のリンクにも息づいている
▼リンクといっても氷はない。ワックスを塗った床の上を滑る。家族や気の合う仲間で一緒に楽しみたい。氷のように消えてしまうことのない、いつまでも残る思い出をつくってくれるだろう。
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January 26, 2020 at 06:21AM
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【1月26日付編集日記】ハワイでスケート - 福島民友
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