韓国出身の男性デュオ「東方神起」が19日、京セラドーム大阪で15周年イヤーのツアー「LIVE TOUR 2019～XV～」を行った。海外アーティストとしては史上初となる4度目の5大ドームツアーを達成。4月25、26日に東京ドームでの追加公演を発表し、計5都市16公演70万人となる予定。進化を止めない最強のデュオは、15年の月日をかみしめ感謝の言葉を互いに掛け合い、4万5000人のファンを熱狂させた。
東方神起の2人が京セラドーム大阪で「X」を描いた。中央から4方向に動くステージを設置。最長130メートル移動でき、ファンの目の前で甘い歌声を震わせた。そして、赤のペンライトが揺れた。5大ドームツアー4度目は自身の記録を更新し、海外アーティストでは史上初。4万5000人のファン、相方に感謝の思いを届けた。
チャンミン（31）「ドームという場所は迫力がありますね。15年間一緒に東方神起を守ってくれたユンホさんありがとうございます」
ユンホ（33）「15年支えてくださったチャンミンさんありがとうございます」
2005年の4月27日に日本デビュー。13年に初の5大ドームツアーを成功させた。17～18年のツアーでは海外アーティストで初となる1ツアー100万人動員を達成。今ツアーでは15周年記念アルバム「XV」を引っ提げ、進化した姿を披露した。「Guilty」では、高さ4メートル、最大傾斜20度という回転しながら傾くステージでダンスを行った。
ライブの演出を行うTRFのSAM（58）もMCで登場し、「長い距離を走らせたり。高いところに上らせたり、空中に飛ばしたり。かっこいい2人を見せるためだけど、嫌な顔をちょっとしかせず（笑）受け入れてくれて感謝しています。誇りです」と語った。褒められたユンホは照れながらはにかんだ。
アンコール後には、デビュー曲「Stay With Me Tonight」を初ツアー以来13年ぶりに歌唱し、計27曲を歌いきった。ユンホは「15年前の（デビュー）曲で恥ずかしかったけど」と苦笑しながらも「みなさんのことをもっと大切にしたいと思う」と力を込めた。4月25、26日に東京ドームで追加公演を行うことも発表。チャンミンは「早く4月になってみなさんと会いたい」と大きく手を振った。
4・27東京ドームでデビュー記念イベント
ライブの最後には4月27日に東京ドームでデビュー記念イベントを行うことも発表した。
チャンミンは「27日は2人の日本デビューの日じゃないですか。詳しい情報は公式HP、SNSで幸せな情報をみながら帰ってください」とにこり。ユンホも「わくわくするぞ～お祭りだぞ」と呼び掛けた。
また、22日にはバラード曲となるニューシングル「まなざし」を発売する。
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