以前のように友達とおしゃべりしたい。そんな思いから生まれたのだろうか。スマートフォンやパソコンのビデオ通話などを使ったオンライン方式で、遠くの人との会話を楽しむ動きが広がりつつあるようだ
▼飲み物やお菓子を用意、自分の部屋にいながらも同じ時間をみんなと過ごす。画面でお互いの顔を見て、または声だけでの場合もある。新型コロナウイルス感染拡大防止のため自由な外出もままならない。そんな事情が背景にある
▼「１人暮らしということもあって人と話す機会が減った。でもオンラインで友達の近況が分かり新鮮です」。神奈川県に住む秋田市出身の２０代女性が話す。首都圏や秋田市に住む高校時代の友人ら６人に声を掛け、毎週土曜の午後スマホで交流している
▼途中で抜けてもいい。緩いつながりが大事だという。女性は管理栄養士として自動車部品工場の食堂で働く。１００食の調理も担当。「人が多く感染への不安もある」と言う
▼オンラインの活用は今さまざまな形を見せている。県内の高齢者施設では感染防止のため利用者と家族がパソコンを通じて面会。竿燈まつり中止では県内外の若者が思いを語り合った
▼「人と人の『間』に生きるのが人間である」。作家池澤夏樹さんが「新型コロナと文明」の題で書いていた。「間」とは人々の多様な結び付きのことだろう。そこには会話や触れ合いがある。「間」がいかに大切なものか。集うことが困難な日々、その思いは強くなる。
"日付" - Google ニュース
April 26, 2020 at 08:00AM
https://ift.tt/2VZUsZu
北斗星（４月２６日付） - 秋田魁新報
"日付" - Google ニュース
https://ift.tt/377vQTs
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "北斗星（４月２６日付） - 秋田魁新報"
Post a Comment