浦島太郎の歴史は古い。8世紀につくられた風土記や万葉集には、私たちが知っている形に近い話が既に収められている。時がたち、大きく変わった古里の姿に悲嘆した太郎が玉手箱を開けるおなじみの場面も当時から描かれている
▼太郎が古里を離れている間に過ぎた時間は言い伝えや書物で差があって、300~700年。現代では1年もあれば暮らしや考え方が変わっていく。太郎が戻ってきたのが現代ならば、さらに悲しんだに違いない
▼「我が家では最強スクラム妻・娘」。サラリーマン川柳コンクール人気投票結果が発表された。作品募集が昨年秋のワールドカップの開催時期と重なっていた影響だろう。ワンチームやジャッカルなどラグビーに関する言葉が目立っている
▼日本チームの大活躍から半年余りなのに、もう隔世の感がある。パンデミックやクラスターがラグビーに集まった関心を奪った。アフターやウィズといった言葉も聞く機会が増えてきた
▼入選作には、詠まれた頃より存在感を増したものもある。「居場所なく近所のベンチでテレワーク」。分かる―と大きくうなずく人もいるだろう。環境の変化に戸惑う自分をまずは笑ってみる。そのおおらかさがいい。
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May 30, 2020 at 07:00AM
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【5月30日付編集日記】テレワーク:編集日記:福島民友新聞社 みんゆうNet - 福島民友
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