正月の風物詩として、すっかり定着した東京箱根間往復大学駅伝が始まった。茶の間で母校や郷土の選手を応援し、盛り上がっている人たちも多いことだろう
▼大学の誇りを懸けたレースは、天気や風など気象条件にも大きく左右される。味方につければ、大きな武器になるが、予想が外れれば、逆にハンディになってしまう。監督や選手らは神経をとがらせているに違いない
▼日常生活に深く関わり、作物の収穫にも影響を与える気象への関心は今も昔も変わらない。江戸時代、会津藩校日新館では、冬至の日に翌年の気象を占う儀式が行われていたという。その役割を担ったのが当時、「観台」と呼ばれた天文台だった
▼天文学の学習や暦づくりにも生かされ、江戸時代に建設された天文台で日本に現存する唯一の遺構として、日本天文遺産の認定第１号となった。ただ、この天文台跡は住宅地にあり周辺の道路が狭く、駐車場やトイレもない
▼知名度が高まったのはいいが、観光客の中には近所の住宅でトイレを借りる人もいる。地元町内会の役員らで設立した保存会は、住民と観光客が共存できる施設としての整備を模索する。天文台跡が住民の誇りとなるよう知恵の絞りどころだ。
"日付" - Google ニュース
January 03, 2020 at 06:41AM
https://ift.tt/37rgsQQ
【１月３日付編集日記】日新館天文台跡 - 福島民友
"日付" - Google ニュース
https://ift.tt/377vQTs
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "【１月３日付編集日記】日新館天文台跡 - 福島民友"
Post a Comment