撮影:福田秀世
ガーナのスラムで働く子どもたちとの出会いから、ゴミを生かしたアートを創作する現代アーティスト・長坂真護(35)。作品を売った利益をガーナに還元するという活動の先に、どんな社会を見据えているのでしょうか。
アフリカのガーナで僕が強く衝撃を受けたのは、ゴミ置き場で生きる子どもたちの姿です。
彼らの姿に接してから、僕はサステイナブル・アーティスト(Sustainable Artist、持続可能なアーティスト)を名乗るようになりました。
ガーナの首都アクラにあるスラム、アグボグブロシーでは、5歳ぐらいから子どもたちが働いています。
ガーナの首都にある廃棄物置き場。真護は絵を売った金でここにゴミのリサイクル工場をつくりたいと考えている。
撮影:福田秀世
幼い子は井戸から水を運んできて、年上の作業員たちに水を売ります。小学校高学年や中学生ぐらいの子たちは、家電や電子廃棄物を集めてきて、それを燃やして、中の金属類を取り出します。
学校に行くお金を稼ぎたくて、ゴミを集めている子たち。プラスチックを燃やした煙を日常的に吸い込んでいると、子どもたちの体には大変なリスクがあります。
アビドゥという小学生くらいの年齢の男の子と、特に仲良くなりました。僕の絵の中にも、何度も登場しています。僕にとっては、アイドルのような存在です。アビドゥも学校には通えていませんでした。
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March 13, 2020 at 09:18AM
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【現代アーティスト・長坂真護5】絵を売ったお金でスラムのゴミ問題を解決したい - Business Insider Japan
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