歌人俵万智さんの代表作「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」には裏話がある。本当に褒められたのはサラダではなく、鶏の唐揚げ。7月というのも創作で、音の響きで選んだ
▼日付は七夕の7日も考えたが、何でもない日が記念日との着想を大切にして、6日にした。ところが作家の丸谷才一さんから芭蕉の「文月や六日もつねの夜には似ず」が原典でしょと指摘され、驚いた。俵さんは「何だか特別な日になってしまった」と述懐している
▼俵さんにはこんな数の歌もある。「7・2・3(なにさ)から7・2・4(なによ)に変わるデジタルの時計見ながら快速を待つ」。恋人とのけんかの最中か。時計などを見て、ついつい語呂合わせをしてしまうという人は多いだろう
▼「7・2・3」と「7・2・4」が連休だった。海の日とスポーツの日が特例でいつもと違う日に設定されていた。当初の予定は言うまでもない。東京五輪開幕の記念日にみんなで盛り上がろうという算段だった
▼来年の7月も23日の開会式に合わせて祝日が移動される見通しとなっている。その2日前には福島市でソフトボール競技が始まる予定だ。来年の祝日こそ、正真正銘の記念日となってほしい。
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July 25, 2020 at 06:40AM
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【7月25日付編集日記】正真正銘の記念日に - 福島民友
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