横須賀市が芸術家を誘致している「アーティスト村」は、廃止された「市営温泉谷戸(やと)住宅」の跡地にある。谷戸とは丘陵にはさまれた谷地のことで、アーティスト村の周辺は、かつて鉱泉が湧いたため「温泉谷戸」と呼ばれたが、関東大震災で地形が変わり、温泉はなくなったという。
二〇一八年以降、陶芸家と美術家が住居と工房に使う建物は、コンクリートブロック造りの長屋を活用。改修された壁の白と、丘陵の緑がコントラストを成し、昔のままの木造長屋も残る。今月、参加を発表した小説家の折原みとさん(56)は「ここはどこだろう、というぐらい自然が豊かで昭和レトロな感じがすてき」と表現した。
今後、自宅のある逗子市から通い、整備するアトリエは、横須賀を舞台とした小説を執筆するほか、コミュニティースペースとしても活用する。芸術家と住民の交流による地域活性化を目指すアーティスト村で、バイタリティーあふれる折原さんから、どのような人間模様と物語が生まれるのだろうか。 (村松権主麿)
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July 19, 2020 at 05:00AM
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