アーティストの動画、楽しんで名古屋市がウェブで支援 - 中日新聞

マスク姿で練習する川口節子バレエ団の団員たちの映像

　「ウィズコロナ」のお盆は、名古屋芸人のパフォーマンスをおうちで満喫しよう−。新型コロナウイルスの影響で発表の場と収入を失ったアーティストの動画ウェブサイト「ナゴヤ・アーティスト・エイド」が今月から公開されている。主催する名古屋市が作品を審査して順次アップしており、年内には全作品を鑑賞できるようになる。　（水越直哉）

　活動を自粛せざるを得ないアーティストたちを支援するため、映像作品を発表した芸術関係者に一人十万円を配る市の事業。五月下旬に募集を始めると、わずか二日で上限九百人を超える千二百人から応募があった。

　サイトでは今月四日からまず十三作品を公開。互いに距離を取りながらマスク姿で練習するバレエ団や、三密を回避しながらタップダンスを披露するグループなど、多彩な顔ぶれが創意あふれる映像を楽しませてくれる。

　春日井市出身で現在は名古屋市に住むシンガー・ソングライター山口大貴さん（３０）は、自作の曲「ＨＯＭＥ」を自宅で弾き語りす...

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