実りに感謝するお祭りの様子を歌った唱歌「村祭」の舞台として「村の鎮守」が登場する。土地を守る神の社で、村の人たちは総出で朝から「ドンドンヒャララ、ドンヒャララ」と笛太鼓を奏で、鎮守の森は夜までにぎわう
▼神社は古くから、その土地に住む人たちの心のよりどころだった。祭礼では神楽が奉納され、山車やみこしが練り歩く。住民たちの心をつなぎ、地域社会を維持する上で大きな役割を担ってきた
▼時代とともにこうした伝統行事の慣習は失われつつあるが、住民とのつながりは決して切れていない。東日本大震災で県内の多くの神社が被災し原発事故が追い打ちをかけた中で、再建を目指す動きが出ていることが、その表れだろう
▼浪江町樋渡の八坂神社もその一つだ。震災で社殿が崩れたままとなっていたが、地元の人たちの思いが実り再建された。落成式には県内外の避難先から多くの町民が駆け付け、地域の復興を願った
▼神社は住民の集いの場で、子どもたちの遊び場でもあった。再建は古里を離れて暮らしている人たちにとって大きなよりどころとなる。毎年にぎわっていた夏祭りも、今年は開催できそうだという。再生に向けた歩みが、一歩前に進んだ。
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January 14, 2020 at 06:41AM
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【1月14日付編集日記】地域のよりどころ - 福島民友
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