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【12月10日付社説】年末年始の事故/夜の危険避ける意識持とう - 福島民友

 年末年始の事故防止県民総ぐるみ運動がきょう、スタートする。県警や交通関係団体が中心となり、「夕暮れの 早めのライトで 防ぐ事故」をスローガンに来年1月7日まで、ドライバー、歩行者への啓発などに取り組む。

 今年の交通事故による死者数は8日現在で、前年同期比11人減の55人となっており、68年ぶりに死者数が60人を下回る可能性がある。交通関係者によると、死者数が減っているのは、自動ブレーキを搭載した車の普及や、医療の向上、交通安全への意識の高まりなどが考えられるという。

 ただ12月は例年、人身事故の発生件数が最も多くなる傾向がある。ドライバーと歩行者が互いに注意を向け合うことで、悲惨な事故を1件でも減らしたい。

 特に気を付けたいのは、夜間の歩行者の事故だ。歩行中の事故で亡くなった人は26人で死者数のほぼ半数を占めており、このうち高齢者11人を含む18人は夜間の事故で亡くなっている。

 ドライバーはライトを早めに点灯したり、前方に車がいない際には、ライトを上向きにしたりして、路上にいる歩行者を早めに発見できるようにすることが重要だ。

 昨年以降、反射材を身に着けていて、夜間の事故で死亡した人はゼロとなっている。反射材を靴に貼り付けたり、体に巻いたりなどの対策を徹底したい。

 特に高齢者が身近にいる人などは反射材を使用するよう声を掛け、交通事故への注意を促すことが求められる。

 年末年始は外で飲酒する機会が増える人は多いだろう。飲酒運転は車を凶器にする重大犯罪だということを銘記したい。

 車で酒席に行かない、酒を飲んだら車を運転しないことを職場や家庭で繰り返し確認してほしい。

 今年の夏は、飲酒した帰りなどに、道路で寝込んでしまった人が車にはねられて死亡する事故が5件発生した。

 県警は18日、県タクシー協会と路上にいる人を保護する協定を結ぶ。ドライバーが寝込んでいる人を発見したら、通報した上で警察が到着するまで保護する。

 タクシーのドライバーに限らず、一般のドライバーも道路に寝込んでいる人がいないか注意して走行することが求められる。

 外で飲酒した際は、適量にとどめるよう注意してほしい。タクシーを利用や、家族に迎えに来てもらうことも事故防止策となる。

 泥酔している人がいたら、帰りの手段を確保してあげるなど、周りの人の配慮も大切だ。

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December 10, 2019 at 07:04AM
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