梅雨らしいといえばそれまでだが、県内はぐずついた天候が続いている。「朝雨に傘要らず」とのことわざが存在しないかのように、いつ雨が降り出すか分からない空模様が多く傘が手放せない
▼人類が傘を使うようになったのは約4千年前とされる。当初は雨傘ではなく、宗教儀式や貴族などが太陽の強い日差しから身を守る日傘として用いられた。現在のような開閉式の傘は13世紀のイタリアが発祥とされ、日傘や雨傘として普及した
▼日本では室町時代以降、和紙に油を塗って防水機能を持たせた雨傘が広がった。日本洋傘振興協議会によると、国内で年間に消費される傘は推計で約1億3千万本。このうち、約8千万本はビニール傘だが、いまや世界一の傘の消費国だ
▼この傘が、新型コロナウイルスの対策グッズとして注目されている。マスク着用に伴う熱中症予防のため日傘として使うほか、人との距離を保つため、雨が降っていなくとも傘を差すという。小学生の集団登校で実践している自治体もある
▼傘には相合い傘など、人との距離を縮める役目もあるが、コロナ禍は多くの日常を変えている。「濡(ぬ)れぬ先の傘」との言葉通り、まずは細心の注意を払うことが欠かせない。
"日付" - Google ニュース
July 20, 2020 at 06:51AM
https://ift.tt/3eIYWLe
【7月20日付編集日記】傘の出番 - 福島民友
"日付" - Google ニュース
https://ift.tt/377vQTs
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "【7月20日付編集日記】傘の出番 - 福島民友"
Post a Comment